【みんなの声】留学を将来に活かすために絶対に知っておくべきこと(カイさん/ ベトナム)
2020/03/19
N3
初めまして、日本に5年住んでいるカイと申します。
今日は、留学を将来に活かすために絶対に知っておくべきだと思うことを紹介させていただきます。
1.留学の目標を立てる
なぜ、目標を立てないといけないのか?
「留学したい!」と思っているものの、何を学びに留学するのか、何をしに留学するのかということが明確になっていません。
このようなはっきりとしない状態で留学すると、日本に帰ってきてから留学経験をどう活かしていけば良いのか分かりませんし、
就職活動でもただ単純に「留学していました。」だけでは通用しないと思います。
「留学していただけで、何ができるの?」と聞かれたら答える自信がありません。
だからこそ、日本や、外国でしか学べない、何か強みとなるものはないのかな、、と思っています。
はっきりとした 、目標、夢をもって留学したいと考えています。
2.留学したいならしよう
留学はしたい。
だけど、留学してどんな自分になれるかがはっきりと見えないから決心がつかない。
そんなふうに悩み、留学しないことに決める方もたくさんいると思います。
でも、それはもったいないし、きっと10年後20年後、「あの時留学しておけばよかったな~」なんて後悔すると思います。
少し年上の世代の方が、「若い頃あれやっておけば良かったな~」なんて言っているのを聞いたことありませんか?
今ここで留学を 断念すると、かなりの確率で同じように後悔することになると思います。
であれば、今から「留学すべき理由」を考えて、留学したいならしちゃいましょう。
3.留学は将来にどうつながるか
「外国でしか学べない、何か強みとなるものはないのかな」と考えていますので、
きっと就職活動でメリットになることだったり、 帰国後に活かせることがたくさんあると思います。
就職活動でのメリット
就職活動では、企業は学生が「どんな人か」「何ができる人か」「 ポテンシャルはどうか」といったところを見ています。
楽しかった経験はもちろんですが、
それ以外にも日本語が通じなくて辛くなった経験、
人種差別を受けた経験、
クラスのディスカッションについていけずに悔しい思いをした経験、
ホームシックになった経験など色々です。
そしてその経験をした時に、どう行動し、どう頑張ったか。
徹底的に日本語を勉強した、グループで何かに挑戦した、 人見知りだったけど外国人といつも一緒にいたら積極的になれた、なんて話でも良いです。
留学を 経て、こんな人間になれた!というところを伝えると良いです。
仕事に活きる スキル
それから、留学中に日本語という外国語を使って人とコミュニケーションをとるということや、
異文化の人達と毎日過ごすこと、これ 自体が大きな経験です。
仕事をする時も、色々な人とコミュニケーションをとりながらします。
他にも、海外との やり取りがある仕事であれば日本語力はもちろん活きてくると思いますし、
「日本人と外国人はこんな違いがあるから、ここはしっかりと説明しないと通じないな」というような異文化理解も仕事をスムーズに進める上で役立ちます。
4.「留学していただけで、何ができるの?」
留学で日本語検定N1 取得!というのもすごいと思いますが、それと同じくらい
「これまで何をしても頑張れなかった自分が留学を経験して自分の限界に挑戦することの楽しさを知った」とか
「シャイだった自分が積極的になれた」ということもすごいと思います。
履歴書には「目に見えるスキル」しか書けなくても、
面接ではあなたがどんな「目に見えないスキル」を持っているのかを面接官は聞き出そうとしますから、
こちらも 軽視することはできません。
また、社会で生きていくには「目に見えないスキル」の方が重要だったりします。
まとめ
今現在の立ち位置から見える将来を考えた時、留学はその将来への大きな一歩となるでしょう。
同時に、海外留学はあなたに新たな将来の可能性を示してくれます。
今はそれが見えなくて、留学すべきなのかどうか分からないかも知れません。
でも、留学してみれば「小さなことで悩んでいたんだな」ということに気付けると思います。
大きな 視点に気が付くことができたあなたは、「留学して良かったな」と思えると思います。