お箸はしを　正ただしく　上手じょうずに　使つかおう！

N4

みなさんは　お箸はしを　正ただしく　使つかえますか？

日本にほんでは　お箸はしを　使つかって　ごはんを　食たべます。
いろいろな　お箸はしの　使つかい方かたを　する　人ひとが　います。

どれが　正ただしい　使つかい方かた　ですか？
お箸はしを　正ただしく　使つかうことが　できると、きれいで　かっこいい　です。
勉強べんきょうして、お箸はしを　正ただしく　使つかって　ごはんを　食たべましょう！

今いまから　お箸はしの　正ただしい　使つかい方かたを　紹介しょうかいします。

まず、お箸はしを　正ただしく　持もちましょう。

お箸はしの正ただしい　持もち方かた

お箸はしは　2本ほん　あります。
1本ほんは　「上うえの箸はし」、そして　もう　1本ほんは　「下したの箸はし」です。
それぞれ　持もち方かたが　ちがいます。
さいしょは　1本ほんずつ　持もって　練習れんしゅうしましょう。

1．「下したのお箸はし」を　持もつ

「下したの箸はし」を　親指おやゆびの　根ねもとに　はさみます。
そして、薬指くすりゆびの　内側うちがわで　お箸はしを　下したから　ささえます。
薬指くすりゆびが　お箸はしの　まんなかを　ささえる　ように、お箸はしの　上うえの　ほうを　持もちます。

２．「上うえのお箸はし」を　持もつ

つぎに、「上うえの箸はし」を　親指おやゆびの　先さきと　人差ひとさし指で　持もちます。
そして、中指なかゆびの　内側うちがわで　お箸はしを　下したから　ささえます。
ペンの　持もち方かたと　にています。

きれいに　持もつための　練習れんしゅう

・「上うえのお箸はし」と　「下したの箸はし」の　間あいだを　空あけて、2本ほんの　お箸はしの　先さき　だけが　あたる　ように　持もちます。

お箸はしの　正ただしい　動うごかし方かた

「下したの箸はし」は　親指おやゆびの　根ねもとに　しっかり　はさみますから、動うごきません。
「上うえの箸はし」　だけを　動うごかして、お箸はしの　先さきを　開ひらいたり　閉とじたり　します。
お箸はしを　上手じょうずに　使つかう　人ひとの　手てを　見みてみましょう。
人差ひとさし指ゆびと　中指なかゆびだけが　動うごいています。

お箸はしを　使つかう　ときに、しては　だめな　こと

日本にほんでは　お箸はしで　ごはんを　食たべる　ときに、しては　だめな　ことが　あります。
子供こどもたちは　家族かぞくや　学校がっこうの　先生せんせいに　マナーを　教おしえて　もらいます。
たくさん　ありますが、1つずつ　覚おぼえましょう。

• 「突つき箸ばし・刺さし箸ばし」…食たべ物ものを　お箸はしで　刺さして　食たべる　こと。
  食たべ物ものは　お箸はしの　先さきで　つかんで　食たべましょう。
• 「渡わたし箸ばし」…お箸はしを　食器しょっきの　上うえに　渡わたして　置おく　こと。
  箸はし置おきを　使つかいましょう。
  箸はし置おきは　箸はしを　置おくために　使つかう　小ちいさな　食器しょっきです。
  箸はし置おきが　ないときは　紙かみで　作つくったり、お皿さらの　ふちに　お箸はしの　先さき　だけを　のせて　置おきましょう。
• 「迷まよい箸ばし」…次つぎに　どれを　食たべるか　考かんがえながら、お箸はしの　先さきを　いろいろな　お皿さらに　向むける　こと。
  お箸はしは　口くちに　入いれますから、たくさん　動うごくのは　きれいじゃ　ありません。
  もし　お箸はしから　何なにかが　落おちたら、みんな　いやな　気持きもちに　なります。
• 「寄よせ箸ばし」…お箸はしで　食器しょっきを　動うごかす　こと。
  食器しょっきは　手てで　動うごかしましょう。
• 「探さぐり箸ばし」…お箸はしで　お皿さらや　おわんの　中なかを　かき回まわして、何なにが　入はいっているか　探さぐる　こと。
  かき回まわさないで、上うえに　あるもの　から　きれいに　食たべましょう。
• 「握にぎり箸ばし」…木きの　ぼうを　持もつ　みたいに、お箸はしを　2本ほん　いっしょに　握にぎる　こと。
  お箸はしの　正ただしい　持もち方かたは　ひとつだけ　です。
  他ほかの　人ひとが　びっくりする　持もち方かたは　だめです。
• 「ねぶり箸ばし」…お箸はしの　先さきを　なめる　こと。
  お箸はしで　とった　食たべ物ものは、お箸はしに　のこさないで　ぜんぶ　口くちに　入いれましょう。
  そして、お箸はしを　きれいに　したい　ときは、なめないで　ください。
  みそ汁しる　などの　汁物しるものを　食たべて、きれいに　しましょう。
  汁物しるもので　洗あらうのは　だめです。
• 「逆さかさ箸ばし」…お箸はしを　逆さかさに　持もって　使つかうこと。
  自分じぶんの　お皿さらの　食たべ物ものを、一緒いっしょに　ごはんを　食たべている　人ひとに　あげたい　ことが　あります。
  そのときは、自分じぶんの　お箸はしを　逆さかさに　持もって　取とらないで　ください。
  違ちがう　お箸はしで　取とりましょう。
• 「指さし箸ばし」…お箸はしで　人ひとや　ものを　指さす　こと。
  人ひとや　ものを　指さす　ときは、お箸はしを　持もっていない　手てを　使つかいます。
  手てのひらを　上うえに　して、5本ほんの　指ゆびを　そろえて　指さしましょう。



• 「立たて箸ばし」…お箸はしを　お茶ちゃわんに　入はいった　ごはんに　刺さす　こと。
  お箸はしを　置おきたい　ときは、箸はし置おきを　使つかいましょう。
• 「箸はし渡わたし」…お箸はしで　食たべ物ものを　持もって　渡わたして、お箸はしで　受うけ取とる　こと。
  食たべ物ものを　渡わたす　ときは　食器しょっきを　使つかいましょう。

ひとつ　ひとつの　しては　だめな　ことに、しては　だめな　理由りゆうが　あります。
たとえば　おそうしきで　「箸渡はしわたし」を　しますから、ごはんを　食たべる　ときに　それを　しては　だめです。
死しんだ　人ひとの　ための　ごはんに　お箸はしを　刺さしますから、わたしたちが　ごはんを　食たべる　ときに　「立たて箸ばし」を　しては　だめです。

日本にほん人じんにとって　食たべものに　感謝かんしゃして　食たべる　ことは　とても　大事だいじです。
ごはんを　作つくって　くれた　人ひとに　感謝かんしゃする　ことも　大事だいじです。
また、いっしょに　食たべている　人ひとに　いい　気持きもちで　食たべて　ほしいですから、マナーを　まもります。

日本にほんの　ごはんは、お箸はしで　食たべると　もっと　おいしくなると　言いう　人ひとが　たくさん　います。

お箸はしを　上手じょうずに　使つかえる　ように　なりましょう！
日本にほんの　お箸はしの　マナーを　まもりながら、おいしく　ごはんを　食たべてください！