昔の 日本の 景色を 見に 白川郷へ 行こう!
2021/03/05
N3
白川郷は 「合掌造り」の 家が ある 世界遺産
みなさんは、「合掌造り」の 家を 見たことが ありますか?
「合掌造り」とは 日本の 家の 建て方の 一つです。
今から 400年くらい 昔の 江戸時代に 始まった、農家の 建て方です。
「合掌」とは 手のひらを 合わせる ことです。
家の 屋根が、手のひら を 合わせた ときの 三角形に 似ていますから、「合掌造り」です。
藁で できた 大きな 屋根です。
屋根の 角度は 45°から60°と 急斜面です。
なぜ そのような 形を していますか?
「合掌造り」の 家は、雪が たくさん 降る ところに 建てられています。
雪や 雨を 屋根の 上から かんたんに 落とすことができる 形に した そうです。
また、屋根裏で 蚕を 育てている 「合掌造り」の 家が たくさん あります。
蚕は 広い 場所で 育てますから、屋根裏が 大きく なるように、屋根を 高くした ようです。
近代化した 日本で 「合掌造り」の 家が ある 場所は 少ないですから、見たことがない 人が たくさん います。
どこに 「合掌造り」の 家が ありますか?
- 岐阜県 大野郡 白川村 白川郷
- 富山県 南砺市 五箇山
この 2つの 場所は、1995年に 「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として 世界遺産に なりました。
たくさんの 人に 人気が ある 観光地です。
昔の 日本の 景色を 見に 行こう
近代化した 今の 日本でも、昔の 日本の 良さを 感じられる 場所は たくさん あります。
そして、特に おすすめなのが この 白川郷です。
江戸時代から 明治時代に 建てられた 「合掌造り」の 家が ありますから、その時代の 日本人の 生活や 知恵を 学べます。
集落の 景色は とても きれいです。
また、雪が 積もると さらに きれいで 神秘的です。
白川郷には、「源平合戦(1177~1185)」という 戦争で 負けた 平家の 武士たちが かくれて 住んでいた という 伝説が あります。
その 人たちが どんな 生活を していたか いろいろと 想像しながら 景色を 見て 楽しんでください。
白川郷には 雪の 季節に 行こう
白川郷の 景色は、いつ 見ても とても きれいで、心が 落ち着きます。
木と 藁で できた 古い 三角形の 家が、山に かこまれた ところに 何軒も 建っているのを 見ると、400年くらい 昔の 日本に 旅を した 気持ちに なります。
しかし、一番の おすすめは 雪の 季節です。
白川郷では 12月の 終わりから 雪が 降り 始め、冬の 間 とても たくさんの 雪が 積もります。
集落と、その まわりの 山の すべてが 雪で 白くなった 景色は 幻想的です。
夜になって、家や 道に 電気が つくと、きれいな 夜景が 楽しめます。
一生 心に 残る 思い出に なる でしょう。
白川郷を さらに 楽しむ 方法
温泉に 入ろう
白川郷の 近くに 温泉が ありますから、行ってみて ください。
ほとんどの 白川郷の パック旅行では 温泉にも 行きます。
値段は 2泊3日で 15万円 くらい です。
外国人が 参加できる 2万円 くらいの ツアーも ときどき ある ようです。
旅行会社の ホームページで 調べてください。
世界遺産に なって 有名に なった 白川郷には、昔の 日本の 良さが たくさん あります。
ぜひ、一度 行ってみてください!