【ぶんか】古代の 文化が 残る 豊かな 郷(さと) 「明日香(あすか)村」 にある 「七番札所 岡寺」
「明日香村」に 行こう
「あすか」を 漢字で 書くと 「飛鳥」と 「明日香」の 2種類が 使われています。
7世紀ごろ には、「飛鳥」「明日香」の 両方が 使われていました。
歴史書である 「日本書紀」や 「古事記」では 「飛鳥」が 使われていました。歌集である 「万葉集」では 「明日香」が 多く 使われていました。
現在の 「明日香村」という 名前は、 1956年に 「飛鳥村」が、まわりの 2つの 村と 合併した ときに、使われる ように なりました。
明日香村の 観光には 「明日香周遊バス」か サイクリングが 便利!
明日香村では 近畿日本鉄道の 「橿原宮前駅」や 「飛鳥駅」から 観光を 始められます。
おもな 見どころは、 駅から 一番 遠いところ でも、10km くらいの 距離です。
それぞれの 見どころの 間も 2㎞ くらい ずつの 距離です。
ゆったり が 好きな 人は 「周遊バス」が おすすめで、 体力に 自信が ある人は サイクリングが おすすめです。
それぞれの 良い ところを 次に 紹介します。
「明日香 周遊 バス」
駅から、1時間に 2本の バスが 出ています。 おもな 観光地には それぞれ バス停が あります。
フリー乗車券を 買えば 村の どこでも 乗り降り自由です。
好きな 場所で バスを 降りて 歩くことも できます。
サイクリング
駅の 近く や 明日香村の 中で 自転車を 借りる こと が できます。
坂道も それほど ありません。
自分の ペースで、 時間を 気にせずに 明日香村の 観光を 楽しめます。
明日香村の 見どころ
「甘樫丘(あまかしのおか)」
海抜 150mほどの 低い 丘です。 ふもとには バス停が あります。 自転車も とめる ことが できます。
この山頂に 「甘樫丘展望台(あまかしのおかてんぼうだい)」が あります。 ここから、 明日香村の 全体を 見る ことが できます。
15分 くらいで 上れます。 ぜひ 行ってほしい 場所です。
また 遠くには 「たたなづく青垣」と 呼ばれる 「大和平野(やまとへいや)」 も 見えます。 周りの 山々が 垣根 のように 取り囲んでいます。
石舞台古墳(いしぶたいこふん)
蘇我馬子(そがのうまこ)の 墓 だと 伝えられる 古墳です。 もともとは 土を 盛って 作られた 古墳ですが、その土が 今は、 無くなり 巨大な 30個の 石で できた 横穴式石室が 露出して います。
高松塚 壁画 館
「高松塚古墳」は 700年前後に 作られた 古墳で、 内部の 石室に 書かれた 鮮やかな 壁画が 有名です。
古墳 そのもの は 「国の特別史跡」に 指定され、古墳内に ある「極彩色壁画」は 「国宝」に 指定されています。
古墳内には 入る ことが 出来ませんが、 古墳の となりに 建てられている 「高松塚壁画館」で 古墳の ことを 知ることが できます。
「高松塚壁画館」には 「飛鳥美人」と 呼ばれる 女子群像や 「玄武(げんぶ)」 などの 壁画の 模写 や、 刀や 鏡などの 副葬品の レプリカが あります。
「七番札所 岡寺」
この お寺も 明日香村に あり、「石舞台古墳」の 近くに あります。
観音巡礼も おもな 目的です。 ぜひ お参り しましょう。
「七番札所 岡寺」に お参り しよう
「岡寺」と 呼ばれて いますが、「龍蓋寺(りゅうがいじ)」が 正しい 名前 です。
この お寺の 開祖である 「義淵僧正(ぎえんそうじょう)」が、 1300年 ほど 前に このあたりの 農民を 苦しめていた 「龍」を このお寺 にある 池の 中に 封じ込めて 「蓋(ふた)」を しました。 そのため 龍と 蓋 という 漢字を 合わせて 龍蓋寺 という 名前になりました。
明日香村への 行き方
公共 交通 機関
「橿原神宮前」駅 か 「飛鳥」駅 から 「明日香周遊バス」に 乗ります。 または 「貸自転車」が 便利です。
名古屋から
・近鉄名古屋線 名古屋駅~大阪線 大和八木駅で乗り換え(約1時間40分)
・大和八木駅~橿原線 橿原神宮前駅で乗り換え(約7分)
・近鉄吉野線で 橿原神宮前駅~飛鳥駅(約11分)
京都から
・近鉄京都線 京都駅~橿原線 橿原神宮前駅で乗り換え(約1時間)
・近鉄吉野線で 橿原神宮前駅~飛鳥駅(約11分)
大阪(阿部野橋)から
・近鉄南大阪線で 阿部野橋駅~吉野線吉野駅で下車(約1時間20分)
・橿原神宮前駅~吉野線飛鳥駅(約11分)
壷阪寺から
・壺阪山駅から 吉野線で 1駅で 飛鳥駅(約4分)
明日香村の グルメ
明日香村では 開発が 制限されている ので 食事できる お店は 少ない ようです。
石舞台古墳の 周辺には お店が いろいろ あります。
・夢市茶屋の レストラン
・あすか野 など
明日香村 ならでは の グルメ
・古代の お米 である「黒米」や 「赤米」を 使った 郷土料理や 農村の料理
・特産の あすかルビー という イチゴを 使った スイーツ
イチゴの 季節 だけ ですが ぜひ 食べて みて ください。